患者数(推移)

2022年の開院以来、患者数は増加しています。
看取り数

在宅診療を受けている患者様・ご家族は「最期の時間は自宅で過ごしたい」という思いの方がほとんです。ゆずな内科在宅クリニックでは患者様・ご家族の思いにお応えするため、お看取りまで対応させていただきます。
往診実績(2023年)
臨時往診数 | 872 |
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うち夜間・深夜・休日往診数 | 247 |
訪問看護数 | 2407 |
医療処置の内訳(2022年~2024年)
癌末期 | 141 |
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慢性心不全 | 集計中 |
糖尿病 | 集計中 |
褥瘡 | 集計中 |
酸素療法 | 183 |
中心静脈栄養 | 38 |
PCAポンプ | 29 |
CPAP療法 | 9 |
人工呼吸器 | 9 |
胃瘻 | 8 |
提供可能な診療行為
内科
主に生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、睡眠時無呼吸症候群など)、起立性低血圧、慢性貧血、慢性便秘症などの持病に対する健康管理。花粉症、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹等のアレルギー疾患などの慢性疾患や、風邪(鼻水・鼻づまり、咳、痰、喉の痛み、発熱)、インフルエンザ、肺炎などの呼吸器疾患、突然の腹痛、嘔吐・吐き気、下痢などの消化器疾患、動悸がする、息苦しい、胸痛があるなどの循環器疾患など、様々な急性疾患に関しても内科全般の幅広い診療を行います。
糖尿病の自己注射(インスリン・マンジャロ)に対応しております。
ご自身、ご家族での対応が難しい場合は、当院在籍の看護師が訪問看護で対応いたします。ご相談ください。
循環器内科
重度心不全の方の対応も可能です。
(ドブタミン、ベリキューボ、ワーファリン導入実績あり)
各種利尿剤の調整もおまかせください。
在宅緩和ケア
緩和ケアとは、患者さんの苦痛を取りのぞき、患者さんとご家族にとって、自分らしい生活を送れるようにするためのケアです。
現在治療中の方や他院に通院中の方であっても受けることは可能です。
緩和ケアと聞くと、がんを思い浮かべる方が多いと思いますが、心不全・呼吸不全など症状緩和を要する慢性疾患の方も対象です。
苦痛とは、体だけではなく心の痛みも含まれます。
当院では医師による痛みや吐気などのつらい症状のコントロール、訪問看護師によるご本人・ご家族のメンタルケア、相談員が病院や福祉サービスと連携を行います。
ゆずな内科在宅クリニックで行える治療・医療処置
- 麻薬を含む疼痛管理、処方
- 麻薬等の持続皮下注ポンプの指導、管理
- 中心静脈栄養カテーテルおよび輸液ポンプの指導、管理
- 経鼻胃管・胃ろうの管理、交換
- 膀胱留置カテーテルの管理、交換
- 在宅酸素療法の指導、管理
- 人工呼吸器の指導、管理
- 腹腔・胸腔穿刺
- 輸血(ご相談ください)
褥瘡(じょくそう)
褥瘡とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。一般的に「床ずれ」ともいわれています。
私たちは、無意識のうちに眠っている間は寝返りをうったり、長時間椅子に座っているときはお尻を浮かせるなどして、同じ部位に長い時間の圧迫が加わらないようにしています。このような動作を「体位変換」といいます。
しかし自分で体位変換できない方は、体重で長い時間圧迫された皮膚の細胞に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなり、これにより「褥瘡」ができます。また皮膚の表面だけでなく、皮膚の中にある骨に近い組織が傷ついている場合もあります。
- 褥瘡になりやすい方
- 自分で体位変換ができず長期間寝たきりで、栄養状態が悪い、皮膚が弱くなっている(高齢者、排泄物や汗により皮膚のふやけがある、むくみが強い、抗がん剤やステロイドなど薬の副作用で免疫力が低くなっている)人が、圧迫だけでなく摩擦やずれなどの刺激が繰り返されている場合は褥瘡になりやすいといえます。
褥瘡になりやすいため注意しなければならない病気として、うっ血性心不全、骨盤骨折、脊髄損傷、糖尿病、脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患があります。
当院ではまずは褥瘡にならないようにアドバイス、早い段階で処置を行います。
褥瘡悪化時には在籍看護師が訪問看護で処置いたしますのでお任せください。
皮膚科
湿疹、かぶれ、かゆみ、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、乾燥肌、水虫(足白癬、爪白癬)、帯状疱疹
外科
主に外傷(切り傷、擦り傷、咬傷、やけど等)捻挫や打撲に対する処置を行います。